点火系統部品交換作業実施…。

やっとR100RSのイグニッションコイルとハイテンションコード。そしてスパークプラグの交換を実施しました。
タンクを外して当該品を覗くと交換時期を記載したコイルがありました。
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この時気付いたのは前回交換時期が1997年10月…。足掛け20年。ハイパワーエンジンではないので耐久性はいい…ということでしょうか。
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早速既設のケーブルを計測。おおよそ60cmあります。
購入したハイテンションコードと接続です。お店の方から「ハイテンションコードは不測の事態に備えて10cmは余計に長くして作成下さい。」とのアドバイス通りイグニッションコイルからプラグキャップ迄70cmになるようケーブル長を接続・加工しました。

部品を依頼したお店のご厚意で予めコイルに細いハイテンションコードを接続加工してもらったので、後はエクステンションコネクターに購入したハイテンションコードをねじ込むだけです。

気になって、このイグニッションコイルにねじ込まれているハイテンションコードを計ると太さは「φ6.9mm」。購入したハイテンションコードの太さを計ると「φ7.8mm」でした。
どおりでお店の人に加工を委ねても素直に入らないはずです。

もう一つ困った事態。
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ハイテンションコードとパルスコネクター?の向きが一緒。


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入手した品は…というと。


この通り反対方向。パルスコネクター?のケーブル長が思った以上に短いのでステーを付け替え(マウントがキツいので左右反転)てフレームにマウントしてハイテンションコードをフロント側から回り込むようにしました。併せてプリカーチューブを組み込んで干渉しないようにして設営をしました。
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これだとパルスコネクター?が接続できません。


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で、ステーの向きを変えて据付。


肝心のステーはネジ一つしか納まらないので対策として特殊ワッシャーでナットが脱落しないようにしてあります。
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今度はスパークプラグの交換です。
今回の片肺で右と左で著しい差があるのは歴然ですが、取り敢えず撮影しました。
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「R」と、書いた方が右側です。もう片方が左。完全に「カブって」ます。
で、交換するスパークプラグですが、俗に言う「タイコ」を付けた状態で納めないとハイテンションコードのプラグキャップがタイコ型噛み合わせになっている手前、キャップの接点とプラグが噛み合いません。
蛇足ですが、スパークプラグの締付トルクは「200kgf・cm」です。マニアルには「~250kgf・cm」と、あるので許容範囲内と、勝手に判断しています。
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タイコを付けた状態のプラグヘッド部分。


総ての作業を終えて起動です。試しにノンチョークでスターターを押したら「ポトポト…。」と、起動し始めました。排気ガスも左側が最初未燃ガソリンの排気ガスが…。その後は右側と同じ臭いにまで戻りました。
アイドリングも800rpmでブレ無し。やっと安心して乗れます。


此処で気付いたことが…。不具合確認から2ヶ月強の時間が経過しております。冬場なら一発でバッテリーが参ってしまう時間の経過。今更ですが、5月に乗って30km走ったのは無謀だったかも知れません。これからは定期的な火入れと走行を出来る限り実施したいと思う次第です。

取り急ぎ、ご報告までに。