日曜日に…。

知人から愛車のメーターランプ交換を依頼請けました。
車輌はW650。復刻・再販型なので電気系統には最新式の技術が盛り込まれているだろう…と、思いきや、然にあらずです。

ウィンカー・ハイビーム・ニュートラル・スピード・タコの各インジケーターランプを入れ替えました。LED球は総てT-5ウェッジタイプです。
ヘッドライトをステーから外さないとメーターは外せません。光軸の問題もあるのでライトボディーの脇にペイントマーカーで合わせマークを入れてライトボディーを外しました。

肝心要のメーターボディーは購入後8年間未開封。ネジ類は車体の振動も相まってきつくなっていました。
慎重を期して取り外し、収めることを鑑みネジ面にはグリスを塗布しました。接点とメーターボディーの合わせ面にはシリコングリスを付けて防錆処理しました。

点灯試験はメーターボディーを被せる前に行いました。結果、ウィンカーを除いて総てokです。
本人も明るさの違いに驚きを隠せませんでした。

唯一のNGはウィンカー。左点滅で反応するのみで右点滅時はインジケーターランプが点滅しませんでした。R100RS同様インジケーターランプのハーネスにダイオードを埋め込まないとならなさそうだったので、ウィンカーキットをLEDに変更する際にいじる方が賢明…と、本人に伝えました。
他の部分は無事点灯を確認しましたので一安心です。

ウィンカー系統をいじるにはダイオードが必要なので手元にある本来ならば使う予定だったリレー…ハザード回路が盛り込まれています。…を解体し、ダイオードを取り出すのも手ですが、市販のリレーとR100RSの部品を購入した店からダイオードを2個購入する手もあります。

今更ながら、Kwasakiのバイクは電気系統が今一つ進化していないような気がします。かく言う小生も92年式GPz900R国内型に乗っていましたが、スターターリレーが3年毎に壊れてしまったのでレベルは1990年当時とさほど変わっていない様な気がします。

話は戻りますが、今後のW650・カスタムスケジュールはウィンカーとテールランプのLED化と、ヘッドライトのHID導入です。HIDについては35W-4,000ケルビン位のレベルにする予定です。オルタネーターとバッテリーへの負担も少ない方が理想的です。