R100RSのトップブリッジの購入と設営を実施しました。
お店はボクサーツインの聖地と言われるお店「AMSフジイ」さんです。
看板が見え辛い場所にあるのでコマ地図…ラリー等で距離と方向。そして目印のみを記載した地図の事です。…携えて移動しましたが、今一つ判り辛い場所だったので、ナビだと40~50分程度でしたが、悩みつつ移動したらキッカリ90分掛かりました。
「AMSフジイ」さんで扱われている削り出しパーツ。
品物を手にしたら身体中のアドレナリンが逆流する気持ちになる程の興奮を覚えました。
お店の中…ガレージ…を拝見すると30年前、バイクのフェラーリと言われたビモータdb1-SRがさりげなく置いてあり、武者震いが止まりませんでした。
油圧クラッチシステムですが、イタリアの製品なので当然ブレンボ製品。
握ってみると軽くて原付のミッション車並の軽さです。
1,000ccのエンジンのパワーを操作するのに拘わらず、原付並の軽い操作感は疲労の軽減に貢献する事、請負です。
他にも色々と車輛が…。
準備が整い、作業開始です。作業される方々の邪魔にならない様に撮影したので途中抜けがあります。ご容赦を。
養生中です。
トップブリッジを外す為の前段として付帯品を抜いて行きます。
フォークキャップシール(Oリング)が破損していたので交換して頂きました。
そうこうしている内に新しいトップブリッジが据わっていきます。
トレーの中にあるブーメランみたいな板が今迄付いていたトップブリッジです。厚みは3mm程度でしょうか。純正と交換品。比べてみると安心度合に格段の差があるコトを実感させられます。
製品はこういった雰囲気で据わります。(写真は参考図ですが…。)
今回の据付に併せ、フロント周りの点検も併せて行って貰いました。
フロント周り…タイヤの組付迄…のボルト類をチェックして貰うと理解不能なコトが…。
左右で締付トルクがバラバラ。左側は規定(推奨)トルクなのに、右側は完全に素人が「やっつけ仕事」で締付を実施した様な状態でした。
当然、左右均等にトルク管理を実施頂き、本来の組み上がりになりました。
フロントタイヤを浮かした状態で左右にタイヤを振ってみると今迄はスカスカに軽かったのが俗に言う「シットリ」に変わりました。
併せて指摘を受けた項目が…。
フロントブレーキ。制動側と稼働側のシール剤が劣化しているのでブレーキオイルの流れが止まらない状態。所謂ブレーキ泣き(ブレーキの引き摺現象)が酷い。
との事でした。
一通り整備が済み、支払を済ませお店の方々にお礼を述べてお店を後に。
工数から逆算するとかなりの親切価格です。
因みに、ブレーキについては普段整備依頼をしているお店に依頼するつもりです。
帰りしな、ギャップのある路面を敢えて選んで通過すると今迄は挙動が変わらない様に速度を落とす事を心掛けていましたが、今回はトンという音と共に通過して何の挙動も無し。部品一つでこうも変わるのものか…と、痛感した次第です。
取り急ぎ、ご報告までに。