危機と闘う・テクノクライシス…というドキュメントで…。

旧い話ですが、2006年7月9日(日) ~2006年7月11日のゴールデンタイムでドキュメントが放映されました。
放映当時、此方は営業から強制排除…解雇を前提とした異動…され、閑職部署に廻されたので個人的な趣味で3日間の放映を録画・保存。色々な意味で考えさせられる内容でした。

第1回 「あなたの預金が狙われる  国境を越えるサイバー犯罪」
第2回 「軍事転用の戦慄(りつ) ロボット」
第3回 「しのびよる破壊 航空機エンジン」

その中でも第3回の「しのびよる破壊」は職業柄携わっている内容として他人事ではない…と、思ってオンエアを観つつ、録画もしていました。放映を終えた後、PCに取り込んで時折PCでも観ていました。

海の日連休の前位に営業展開している顧客から当該放送について色々と問い合わせが来ていたのですが、当時の技術・営業スタッフは放送したことすら知らず。観てもいなかったので何聴かれても取り繕うのに精一杯。当時のセクションが出した方針(客先への模範回答)は「放送対象の製品と当社の製品とは構造が根本的に違いますから無関係です!」と、言い切る事。

先方は構造の違いよりも「ジェットエンジン」の転用として観られているので問い合わせているのに関わらず、前出の技術・営業スタッフは終始一貫取り合わなかったコトがアダとなり、客先とは必然的に険悪な状態…。

最悪な展開では検討取消。プレゼンを終えたばかりで受注目前の客先からは放映の内容を元に再説明を要求されたりと、色々な意味で社内は大騒ぎになったみたいです。

アンテナの張り方を間違えると大きな「しっぺ返し」を受けてしまう…と言う事。自分の感性でコレ…と、思った事柄はスクラップブック等に保存して置き、必要時に見直すのが一番…と、当時改めて痛感した次第です。

取り急ぎ、ご報告までに。