知人のノートPCを…。事後報告。

去る国民の休日に知人からヘルプコールが入りました。
聴けば、、知人のノートPCは起動中起動後にも関わらずハードディスクから異音が著しい…とのこと。
ハードディスク交換作業を実施する事になったのですが、折からのタイの洪水でハードディスクの値上げ…吊り上げ…が酷く、家電量販店でもないのに160GBで諭吉一人消えました。電気街の専門店で…です。

以前は5千円でお釣りが来たのに…。

で、在庫しているサムスンのハードディスクを購入し、帰宅。最優先で作業しました。
機種は「Let's Note CF-T2BW1AXR」と言う2003年10月~2004年1月迄生産・販売された機種です。

以前に無線LANの反応帯域を変える依頼を受け、作業しております。
従来搭載されている無線LANのアンテナは(IEEE 802・11b)と言う規格。故に反応したりしなかったり。接続出来る市販の無線LANルーターも限られてしまう始末でした。
その為、電気街で販売されているアンテナ(IEEE 802・11a/b/g)という規格の機器を探して購入。交換・変更しました。反応も、接続も安定しました。


話は元に戻り、ハードディスク交換作業です。
手始めにクローンソフトで新しいハードディスクへコピーしてから交換作業開始です。
クローンソフトのおかげでOSを一から始める…と言う手間が省け、大助かりです。
小一時間、神経を使い細かいネジを入れ違いの無い様にマーキングとスケッチしたイラストの上に置いて解体です。

今回、作業の特性上…ネジの多さと、小ささで…発狂しそうだったので写真は割愛させていただきます。

この「Let's Note」と言う機種は年代によってハードディスクをそのまま換装しても動作しない難点があるので細かい追加作業を施してケーブル接続します。
接続が完了したら、解体した時の逆にネジを納めて組立します。開始から小一時間で作業終了です。

後は電池を納め、ACケーブルを繋ぎ、通電確認後に動作確認です。
今回交換に用いたハードディスク。サムスンと言うメーカなのですが、従来のハードディスクと比べて反応速度が格段に高く、静か極まりないので驚きです。技術の進歩を改めて痛感です…。(@_@)

メインテナンスを兼ねた動作確認試験を総て終えた後、知人に返却。知人も帰宅後試したらしく届いた携帯メール中には、静かこの上なく早い…と驚いていました。
従来搭載品が、30GB。それがいきなり160GB迄スープアップした7~8年落ちのノートPC。暫くは問題ないことと思います。落下させたりすれば話は別ですが…。知人はモバイルをしないので、この辺はさして心配はしておりません。

本日はこの辺で。